2009-10-14

最近

現在は輝く未来のワークショップ三昧である。

また今週も土曜日から月曜日まで毎日ある。

後輩にも宣伝したのだがどうやらカンパニー名があれなので宗教団体だと思われたらしく来てくれない。

「ち,違うよ,眼帯つけたまつ毛の長いおっさんがぐにゃぐにゃ踊ってるけど大丈夫だよ!」

と言ったけど逆効果だったらしい。

まあ良く考えればかなりいかがわしい名前だと思う。



あるワークショップの帰り,森下(スタジオがあるところ)の焼き鳥屋で先輩と呑むことになった。

「一杯だけ」と言いながら気がつけば3時間半くらい居てしまった。

かなり色んな話をしたけど,何か印象的だったのが周りに居る人の話だった。

その先輩は,付き合う人はかに座が多くて支えてくれる人はうお座の人が多いらしい。

「え,圭(と呼ばれている)はどんな人が多いの?」

と聞かれて,僕はちょっと悩んだ挙句

「うーん,自意識が強くて,危機感のある人が多いですよー」

と答えた。

先輩はまさかの方向からの回答に少し戸惑っていた。

大体自分の誕生日でさえ定かではない僕が人の星座なんか覚えているはずがないじゃーん。

僕は獅子座で寅年の火星人。鉄壁の自分至上主義者だ。

だからこそ暴走寸前の自意識を常に抱えている。

で,周りにもそういう人が多い。

でもここで重要なのは同時にそれが信じられないくらい恥ずかしいことと自覚しているから

とても危機感があるということ。

どうしようもないくらいの自意識を何とかしてコントロールしようとしている人は

なんとなく信用できる。

だから電車の中で化粧をしたりする人は信じられない。

僕はどんな人に対してでも自分が「化ける」瞬間を見られるのが死ぬほど恥ずかしい。

よく小さい小屋なんかでパフォーマンスを見ると

演者が会場整理をしてそのまま本番に移行するなんていうのもあるが,

もう気が狂いそうになるくらい恥ずかしい。

だから公演が終わった後のお客さんとの面会も死ぬほど嫌い。

衣装つけたまんまでなんか絶対出来ないよ。

もっといっちゃえば自分が違うグループに居る時に他のグループに見られんのも恥ずかしい。

来ないでー,どっち使用にしていいか分んなくなるー

まあ化けた後に見られるのは一向に構わないんだけど。

そんぐらい恥ずかしい自分をどうしたらよいのか。

要はかっこつけマンなんだろう。

かっこつけマンであるというのは時にとてつもないパワーをくれたが,基本は足枷な気がする。

そうじゃなきゃものを書くなんてできないだろう。

そうやってんのは実は恥の上塗りになっちゃったりするんだが。

できるなら恥ずかしくない恥のさらし方をしていきたいもんだ。

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