2011-01-06

新しい年

新年明けましておめでとうございます。

正月は二日しかバイトに休みがなくてがなくて元旦だろうがバリバリにバイトしていた。

基本的に配達エリアが新宿と千代田区だから仕事納めと仕事始め以外はそこまで混まない。

千代田区なんて本当に住んでいる人少ないんだなって思う。

いつもは業者やサラリーマンなどでひき殺したくなるような人手なのに

ぜんっぜんいない。スピード出し放題。

正月の麹町は配達業者の無法地帯である。



明日からいよいよ作品稽古が始まる。

今日は休んで森で踊って体を引き戻していた。

でも意外にもそこまでなまっていないことに気づく。

これはね、たぶん年末に部屋の掃除をきちっとしたからだよ。

いや絶対関係あるよ。

今年は本当にいろんなものを捨てた。

特に服。

「これ着ないよなぁ・・でも夏にあれと合わせたら・・でもなんかまたセンスが変わるかもだし・・
・・・うーん、寝巻きなら?あ、稽古着にしようかな」

っていう当確線上のやつらを

全部捨てた。

だって数えたら稽古着30着あったよ。どんだけ温情采配だ。

たんすが汚いとっつーか整理ができてないと現状の自分の把握ができない。

「たぶん俺にはこんなビッグな切り札があったはずだ」

なんていつも思って目の前の現実を甘く見る。

実際にはそんなものないのだ。

自分には何もないのがわかれば金を出したり身を削ったり恥をかいたりして、

つまり何らかの犠牲を払って

その補填を新たにひねり出そうとする努力をする。

そういうのが重要なんだなって思う。

逃げ道作るような隙を作っちゃだめなんだな。


単なる掃除なのに

異様に大仰な文章になった。



去年のベスト小説は山田詠美の「学問」だなぁ。

シリーズで言えば花村満月の「王国記」シリーズだ。

もう去年の9月あたりから花村満月しか読んでないよ。

落ち込んだりすることもあるけど。

もう離れられん。

早く新刊でないかな。