2010-05-24

さあさあ

最近稽古が忙しい。

ひょっとこ乱舞やって,冨士山アネットやって,輝く未来やって

もう自分がどこで何してるんだかわからなくなってきた。

しかし6月はさらに恐怖の稽古月間。

計算してみるとバイトがフルで入れるのが一日しかなかった。

ひょっとこの本番があって,輝く未来の本番が二週間後にあるからだ。

そして折角の休演日にも輝く未来の仕事が入っている。映画の撮影らしい。

金が・・・。

慌てて緊縮財政政策を採る。

無駄遣いしない。

吉井和哉のデザインしたTシャツを衝動買い(しかもネットで)しそうになったが我慢。

むしろペンダントも欲しいが我慢。

ていうかパーカでも良いが我慢。

まあカーディガンも欲しいが我慢。似合わないし。肩幅広いから。

なのにこの間我が母校中央大学で在校生たちを相手にワークショップをしたとき

おごってしまった。

ファック。

まあ楽しかったんだからいいけど。



大学ってこんなだったっけって凄い新鮮だった。

でもやっぱり予想通り大学卒業してからのほうが楽しい。

いちいち人と関わんなくても稽古できるし。

割と仕事だけの関係って好き。

「あなたと私は違う人間です。じゃあやりましょう。はいドン!」

って感じ。気を使わなくて済む。

プロはみんな自分のやり方を持っていて,

それのぶつかりあいだから,上記のことが当然起こる。

みんなに合わせなくて良い。

ゴールは一つ。みんなそれぞれのルートで,それぞれの方法で我先に上ってくる。

他人の人生だとか好き嫌いだとかそういう無駄なことにかまけている暇がない。

イッツシンプル。

それはそれは素敵な現場の場合だけど。輝く未来なんて正にそう。



母校でのワークショップは楽しかった。

みんなはどうだったのかな?

自分の拙さが身にしみたけど。

どんどん色んなところでアウトプットをしていかないと見えないものもある。




最近は花村満月にはまっています。

よく本を読むなあ最近。

イエローモンキーのトリビュートアルバムが最高。

やっぱり他人の唄を自分の唄にしちゃう人は格好いいな。

奥田民夫さんとかKREBAさんとか。

あがた森魚さんのカバーがあまりに素晴らしくて男泣き。

寝る。

2010-05-12

河口湖より帰還

昨日まで三泊四日の河口湖合宿ワークショップに行って来た。

いやあ,疲れた。

でも凄い楽しかった。

当初はまあ10人くらい来たら万々歳かなって思ってたけど。

気がついてみたら18人。

顧客管理を軽い気持ちで引き受けたら(まあ5~6人だと思ってた)

大変だった。

制作さんって本当凄いよ。こうゆうの絶対自分ではできない。

案の定お金合わないし。

たぶん僕を古くから知っている人なら僕にこういう仕事を振るのは自殺行為だって知ってるけど

まあ仕方ない。皆忙しいし。



参加者の人たちはとてもいい人たちだった。

輝く未来の人だーって目で見られるから最初は戸惑ったよ。

いやもうホント全然踊れないですから,あなたのほうが全然踊れますからって

でも僕は

「そうですけど何か?」

みたいな顔をしてしまう。

意地っ張りなのだ。

もう実体がないのなら無理矢理自分をその実力がある人にしなければならない。


つまり


めっちゃ頑張るのだ。


人間ってこうやって成長していくんだなって思った。

汗ダラダラになりながら涼しい顔したふりして

「まあ,これくらいいつもやってますよ」

っていう。



四日間,ダンス漬け。

すごく貴重な経験。

しかも公演を控えた合宿ではないから,

純粋に自分の身体を見つめられた。

足りないもの。人より優れているもの。

とりあえず僕の長所は「舞台上でのおもいきりの良さ」だった。

周りを見渡して僕より思い切りがいい人間はだれもいない。(ただ,あんまりダンスに関係ない)


合宿中に出てきた伊藤キムの名言





「芸術はゲロだ」





もうとめどなく出ちゃうもの。

確実にオリジナルなもの。自分の中から出てきたもの。

吐いていこう。