2010-06-27

本番中

現在ひょっとこ乱舞の本番中

舞台は生き物であるということをまざまざと感じる日々。

お客さんというものをじっくり観察。

しゃべらないでたってることが多い役を振られたのが幸い。

喋ってる時よりただ立っているときが一番自分では納得している。

そんなところを見てくれるお客さんも中にはいらっしゃる。



うーん納得はまだ一度もしてないかも。

一番気を使っている。

「立つ」ことから僕はダンスを始めたし、

結局「立つ」ってことに帰ってきそう。



明日はソワレ。

昨日を追わないように追わないように。

2010-06-12

本番が近い

ひょっとこ乱舞の本番が近い。

だけど台本がない。

ないって言うレベルじゃなく尋常じゃなくない。

役が決まっていない。

たぶんこれかなーっていうのはある。

まあ決められれば決められるほど僕はつまらなくなっていくので良いんだけど。

いや、そろそろ良くないかも。



別に台本が遅かったとかをお客さんに対して言い訳する気は毛頭ない。

それは舞台とは何の関係もない。

だから卑怯だと思う。

つまらないものを出してほしいわけじゃないからちゃんと書いてほしいんだけど。

僕たちにはどうすることもできないし、やっぱり本が面白くないと何も始まらんから。

そして役者は言い訳できないから。

仕方ない。

そして協力して共犯しないと舞台はできないから、そりゃもうしょうがないのだ。

ギャラもらってるわけじゃないしオーディションを通じて僕は出させてもらってるんだから、

もうその時点で劇団を信用しているのが大前提。面白くするの前提。



だから単なる感情論として、卑怯だと思うし単純にむかつく。



まあやれる自身は今のところある。



しかし延々と続くボディワークショップを通じて得るものは多数。

輝く未来でも最近そうだけど

もう僕が死ぬほど苦手ないわゆる「ダンスの振り付け」をやっている。

いや、ダンサーだから振り付け覚えないといけないんだけども。

超苦手。

すぐエアロビクスになってしまう。

リズムに合わせて体を動かすのはたぶんダンスではなくて

ただの運動。

すぐにエアロビクスになってしまう。

今日も一日使ってダンスをみんなで振付けた。

うーん、僕のはまだエアロビクスだなあ。

もっと空っぽにならないと。


お芝居を通じてダンスを考えることも多数。

体、体の納得がないと。

ピナ・バウシュっていう僕が世界で最も尊敬する振付家(昨年他界)が

「ダンサーがどう動くのかに私は興味がない。でも何がダンサーを衝き動かすのかには興味がある」

って言ってて


ああ、それだよ。


どうしゃべるのかって言うか、何にしゃべらされてるか。


どう踊るのかって言うか、何に踊らされているのか。



やっぱアーティストは60超えてからだなって思う。

なんていうかもっと力抜こう。



明日は輝く未来の稽古の後にひょっとこ乱舞。

さすがにこの間体調を崩した。

まあ回復したけど。

9月に竹生っていうパフォーマンスに出て、

10月は冨士山アネットに出て、

11月はおそらく輝く未来の公演があり、

1月、2月も輝く未来の公演あり。

まあ今年は出る年にしたから。

ひとまず振り返らずに。

からっぽにからっぽに。

たぶん全部面白いよ。