2009-06-29

心が開いている時だけ世界は美しい

セントリーノセントリーノセントリーノ♪

僕は自由に生きるーの♪

インテル♪

ということで

色々な要素を今は整理してる。

部屋を片付けたり要らない服を捨てたり,

積極的に関わる人間の数を制限した分

内省的になる時間が増えたように思う。


やたらと芥川龍之介の小説を読んでいる。

ていうか評論や書簡までも読んでいるからかなりのはまり方だ。

何に関しても,考えることを絶対にやめないという姿勢は

感動する。

戦い続けた人なんだなぁと思う。


六月がなんで憂鬱になるのか原因を考えたところ,

四月から僕に付与されている「新人君」というレッテルの効果が

段々薄れていく時期だからだと思う。

「新人君」であれば多少のミスは多目に見られるし

またちょっとした功績もより大きく捉えられる。

でも6月くらいになると

もう新人君とは見られなくなる。

かといってずっとやってきた人たちほどのスキルもない。

そうなると自分の不甲斐なさがことさら大きく感じる。

そして大抵の環境は四月と共に始まるから

そんな状況がバイト先だけでなく色んな生活圏で

同時多発的に起こってくる。

だからどこにいっても気分が休まらないし

落ち込むんだと思う。


今日の夕陽は不思議だった。

ボスボスと分厚い雨雲の向こうに

切り裂くように金色の太陽が地面すれすれに浮かんでいた。

不安な雨雲の向こうに一筋の光が

射していた。

それを見た瞬間,

ちょっと心の中に明るい兆しがひと月振りくらいにさした気がした。

よくよく考えればこのひと月の間,

雲や空や緑を見る余裕がなかった。

ちょっと思い出させてくれた。


ていうかちょっと本を読んでいる時間が長すぎる。

考えてみれば一週間で2~30作品以上読んでいる気がする。

一人でいてもダメなので

明日は(2年ぶりくらいに)服を買いに行こう。

気分転換をするという発想すらなかったことに気付いた。

危ない危ない。

明日は一人であーだこーだ悩んでこよう。

2009-06-19

heaven

「noism09」というコンテンポラリーダンスカンパニーを昨日

新国立劇場で見てきた。

技術と言うのは素晴らしいと思った。

色々と話題になっているカンパニー(ダンス界では)ではあったけど

実際生で見るのは初めてだった。

さすが発売して3分で当日券がなくなるだけはある。(僕は2分50秒くらいで購入)

芸術的に何か新しい要素があるかと問われれば

別にあんまりないと思う。

ただもうあれだけ基礎があると

もう世界中誰も文句が言えない

っていうくらい鍛えられていた。


最近そう思うことが良くある。

大岡昇平の小説を読んでいても思った。

過去にこんなに「正確な」日本語を書く人はいなかったろう。

奇を衒うとか

パワーのある表現だとか

そんな安易なものじゃない。

「正確」な技術はただもうそれだけであらゆる表現活動の領域において

巨大な力である。

と思った。

技術は才能ではないし,天から最初から与えられたものではない。

でもだからこそ修めるのは難しい。

そこにはただ膨大な量の時間と,労力と

高いモチベーションを保ち続ける努力が必要だからだ。


まだ鬱が続いている。

でも何か奮い立って

地道にやり続けている基礎を続けようと思った。

自分の来た道は一本道で

もうちょっと振り返らずに走ってみよう。

2009-06-12

魔の六月

毎年6月になると気分がかなり落ち込む。(ことがある)

雨が多いからかもしれない。

疲れが取れなくなるし,不眠気味になるし,集中力が持続しない。

ていうか気分が上らない。

今日は晴れているのでいくらかマシ。


日本のミス・ファイナルアンサー細木数子氏の本を読み解くと

ちょうど火星人の僕は6月が大殺界だった。

来年あたりから良いらしい。

ていうか何の占いを見ても僕は「プライドが高い」と言われる。

(獅子座・寅年・火星人)

ていうか火星人てなんやねん。


今日の朝日朝刊の生活の欄に

「10歳になる甥の睾丸の左右の大きさが違う気がするんですがどうしたら良いでしょうか?」

という投書があって

偉い先生が「睾丸に腫瘍が出来ている場合が一番危険です」と真面目に答えていた。

「炎症の場合は痛みが出ます。腫瘍の場合は痛みはでませんが『コリコリ』とした

触感がでます。」



このやりとりはおかしくないか。

ていうかおばちゃんは10歳の甥の睾丸見つめてるんじゃねえよ。

普通は左右でちがうもんだよ。

先生も『コリコリ』じゃねえよ,何言ってんだよ!

日本は今日もぼんやりと平和だ。