あざみ野で子供たちと大騒ぎしている。
もうそろそろ本番だ。
なんて吸収が早い奴らなんだろうと毎回驚かされる。
そして中二と中一と高三の男子と全く同じレベルで笑い合える自分が何か不思議。
狂ったように楽しい日々が続く。
やっぱり中二くらいだと何の抵抗もなく「セックス」って言いづらいらしい。
「僕の同級生がぁ,なんか,やっちゃったらしいんですよ」(「やっちゃった」はやや早口)
男子全員で「何を何を」っとっ突っつきまくったら,
「え・・エス,イー,エックス」
と逆にエロい響きの言葉が出て来て駅で男子達(一人は23歳)が笑っていた。
そういえば僕も高校卒業するまで下ネタが大嫌いだった。
物凄く嫌いだった。
あれは技術の無いやつの笑いだと思っていた。(今でもそう思うけどやめられない)
そのエスイーエックス君は13歳だけど自宅のパソコンで既に特撮を操っている。
作品は70以上あるらしい。
高三の男子は慶應高校に通う医者志望の子で,
患者とのコミュニケーション能力を養うために劇団ひまわりに自分から入っている。
ある女の子はピクチャーアートで学校で賞をとるバレエダンサーで
そのほかにもたくさんの才能を持った子がいる。
寺山修司の研究してる子がいた。(16歳)
キムさんも言っていたが,
「たぶん日本の将来って大丈夫なんじゃないかな」
彼らが理不尽に捻り潰されない社会であって欲しいと思う。
僕が踊り続けていれば今回みたいな場所がまた作り出せるのだろうか。
それだけでコンテンポラリーダンスの存在する意味はある気がする。
決められたフリがあるわけではないし,
型があるわけでもない。個人個人の感性が頼りだ。
だからといって適当なわけではないけれど。
僕は良い経験をした。
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