最低でも一ヶ月に一度は書いていこうと思ったこのブログ。
11月書き忘れてるじゃないか。
なんでだろ。公演も終わってすげえ暇だったのに。いや、暇でもないか。
とにかく忘れてしまっていた。
そういえば忘れるって言うのは最近僕を悩ませているひとつのテーマ。
次回作品を現在カンパニー作っている上で
もうとにかくノートをとるようにしている。
絶対忘れちゃうんだよね。もう尋常じゃないくらい。
最近花村萬月の小説で読んだ一神教と王国の関係とか
すごい思い出したいのに全然細部が出てこない。
まあそんなことは生活にとってはどうでも良い情報だけれども。
これは怖い。
すばらしい考察を得てこの世の真理を得たりなんていう仰々しい気分になっていたのに
もうすっぽり頭から抜けている。
本を読むスピードが早いねってよく言われるけれど
もうどんどん頭から抜けておりますから。
こういうのって他人に話したりして共有しないとたぶん残らないんだろうね。
他人と近年話すことが少ない僕は実は何も蓄積してないんじゃないかって言うのは
まあ極端な考え方だろうなあ。
でもよおくあったんだよなあ。
創作に行き詰っているとき
まえ思いついた神がかり的なアイディアがあったのになぁ!
あれが思いつく俺は天才なんだよなぁ!
あのときの自分よ降りてこい!って。
でも過去ってかなりそのときの自分の都合で勝手に美しくなったり醜くしたりするから
ってのもノートとってるとわかってくる。
くだらない自分がある日はすばらしくってあるときいきなりだめになったりすることなんてない
変化は緩やかなんだ。
無駄に過大評価しようと自己卑下しようと
ほとんど毎日変わらない体は悠然と現実に僕に寄り添っている。
脳みそが見せる幻覚だ。
まあ良いや。
作品と向き合おう。
毎回の稽古を無駄にしてるんじゃないかってくらい
自分に何もないことに驚く。
これは出し方が間違っているのかな?
最近右も左もわからない。
本当にわからない。
こんなことになったのは生まれて初めてだ。
と思ったら昔の日記読んだらもっときつかった時期があったことを発見。
これも忘れてんのかい!!