新年明けましておめでとうございます。
正月は二日しかバイトに休みがなくてがなくて元旦だろうがバリバリにバイトしていた。
基本的に配達エリアが新宿と千代田区だから仕事納めと仕事始め以外はそこまで混まない。
千代田区なんて本当に住んでいる人少ないんだなって思う。
いつもは業者やサラリーマンなどでひき殺したくなるような人手なのに
ぜんっぜんいない。スピード出し放題。
正月の麹町は配達業者の無法地帯である。
明日からいよいよ作品稽古が始まる。
今日は休んで森で踊って体を引き戻していた。
でも意外にもそこまでなまっていないことに気づく。
これはね、たぶん年末に部屋の掃除をきちっとしたからだよ。
いや絶対関係あるよ。
今年は本当にいろんなものを捨てた。
特に服。
「これ着ないよなぁ・・でも夏にあれと合わせたら・・でもなんかまたセンスが変わるかもだし・・
・・・うーん、寝巻きなら?あ、稽古着にしようかな」
っていう当確線上のやつらを
全部捨てた。
だって数えたら稽古着30着あったよ。どんだけ温情采配だ。
たんすが汚いとっつーか整理ができてないと現状の自分の把握ができない。
「たぶん俺にはこんなビッグな切り札があったはずだ」
なんていつも思って目の前の現実を甘く見る。
実際にはそんなものないのだ。
自分には何もないのがわかれば金を出したり身を削ったり恥をかいたりして、
つまり何らかの犠牲を払って
その補填を新たにひねり出そうとする努力をする。
そういうのが重要なんだなって思う。
逃げ道作るような隙を作っちゃだめなんだな。
単なる掃除なのに
異様に大仰な文章になった。
去年のベスト小説は山田詠美の「学問」だなぁ。
シリーズで言えば花村満月の「王国記」シリーズだ。
もう去年の9月あたりから花村満月しか読んでないよ。
落ち込んだりすることもあるけど。
もう離れられん。
早く新刊でないかな。
2010-12-09
しまった
最低でも一ヶ月に一度は書いていこうと思ったこのブログ。
11月書き忘れてるじゃないか。
なんでだろ。公演も終わってすげえ暇だったのに。いや、暇でもないか。
とにかく忘れてしまっていた。
そういえば忘れるって言うのは最近僕を悩ませているひとつのテーマ。
次回作品を現在カンパニー作っている上で
もうとにかくノートをとるようにしている。
絶対忘れちゃうんだよね。もう尋常じゃないくらい。
最近花村萬月の小説で読んだ一神教と王国の関係とか
すごい思い出したいのに全然細部が出てこない。
まあそんなことは生活にとってはどうでも良い情報だけれども。
これは怖い。
すばらしい考察を得てこの世の真理を得たりなんていう仰々しい気分になっていたのに
もうすっぽり頭から抜けている。
本を読むスピードが早いねってよく言われるけれど
もうどんどん頭から抜けておりますから。
こういうのって他人に話したりして共有しないとたぶん残らないんだろうね。
他人と近年話すことが少ない僕は実は何も蓄積してないんじゃないかって言うのは
まあ極端な考え方だろうなあ。
でもよおくあったんだよなあ。
創作に行き詰っているとき
まえ思いついた神がかり的なアイディアがあったのになぁ!
あれが思いつく俺は天才なんだよなぁ!
あのときの自分よ降りてこい!って。
でも過去ってかなりそのときの自分の都合で勝手に美しくなったり醜くしたりするから
ってのもノートとってるとわかってくる。
くだらない自分がある日はすばらしくってあるときいきなりだめになったりすることなんてない
変化は緩やかなんだ。
無駄に過大評価しようと自己卑下しようと
ほとんど毎日変わらない体は悠然と現実に僕に寄り添っている。
脳みそが見せる幻覚だ。
まあ良いや。
作品と向き合おう。
毎回の稽古を無駄にしてるんじゃないかってくらい
自分に何もないことに驚く。
これは出し方が間違っているのかな?
最近右も左もわからない。
本当にわからない。
こんなことになったのは生まれて初めてだ。
と思ったら昔の日記読んだらもっときつかった時期があったことを発見。
これも忘れてんのかい!!
11月書き忘れてるじゃないか。
なんでだろ。公演も終わってすげえ暇だったのに。いや、暇でもないか。
とにかく忘れてしまっていた。
そういえば忘れるって言うのは最近僕を悩ませているひとつのテーマ。
次回作品を現在カンパニー作っている上で
もうとにかくノートをとるようにしている。
絶対忘れちゃうんだよね。もう尋常じゃないくらい。
最近花村萬月の小説で読んだ一神教と王国の関係とか
すごい思い出したいのに全然細部が出てこない。
まあそんなことは生活にとってはどうでも良い情報だけれども。
これは怖い。
すばらしい考察を得てこの世の真理を得たりなんていう仰々しい気分になっていたのに
もうすっぽり頭から抜けている。
本を読むスピードが早いねってよく言われるけれど
もうどんどん頭から抜けておりますから。
こういうのって他人に話したりして共有しないとたぶん残らないんだろうね。
他人と近年話すことが少ない僕は実は何も蓄積してないんじゃないかって言うのは
まあ極端な考え方だろうなあ。
でもよおくあったんだよなあ。
創作に行き詰っているとき
まえ思いついた神がかり的なアイディアがあったのになぁ!
あれが思いつく俺は天才なんだよなぁ!
あのときの自分よ降りてこい!って。
でも過去ってかなりそのときの自分の都合で勝手に美しくなったり醜くしたりするから
ってのもノートとってるとわかってくる。
くだらない自分がある日はすばらしくってあるときいきなりだめになったりすることなんてない
変化は緩やかなんだ。
無駄に過大評価しようと自己卑下しようと
ほとんど毎日変わらない体は悠然と現実に僕に寄り添っている。
脳みそが見せる幻覚だ。
まあ良いや。
作品と向き合おう。
毎回の稽古を無駄にしてるんじゃないかってくらい
自分に何もないことに驚く。
これは出し方が間違っているのかな?
最近右も左もわからない。
本当にわからない。
こんなことになったのは生まれて初めてだ。
と思ったら昔の日記読んだらもっときつかった時期があったことを発見。
これも忘れてんのかい!!
2010-10-25
スコーン
冨士山アネットが終わった。
気がつけば一ヶ月ほど更新していなかった。
今年は走りきるという目標を立てて、本当に予定を詰めた。
あさってから輝く未来のコラボ企画が始まる。
僕は舞台監督として関わることになっている。
虚脱している暇はないのだ。
冨士山アネットはいい経験になった。
周りに合わせるのが苦手な自分が露呈した。
自分の好きなようにできないということは逃げられないと言うことで、
かっちりと振り付けが決まっている公演に出れたことは良かった。
まあやっている最中は死ぬほどストレスがたまったけど。
小屋に入って舞台が開放されてちょっと自由に動いたとき、
「ああ、舞台ってこんなに広かったんだ」と思った。
決められた場所を決められた範囲でしか動かなかったから気がつかなかった。
良い悪いじゃなく、それを知れたのが良かった。
決められていようが自由だろうが大変さは結局変わらないのだ。
どちらも必要。
次は2月の輝く未来の本公演。
ちょっとだけ休めるから色々見て回ろう。
気がつけば一ヶ月ほど更新していなかった。
今年は走りきるという目標を立てて、本当に予定を詰めた。
あさってから輝く未来のコラボ企画が始まる。
僕は舞台監督として関わることになっている。
虚脱している暇はないのだ。
冨士山アネットはいい経験になった。
周りに合わせるのが苦手な自分が露呈した。
自分の好きなようにできないということは逃げられないと言うことで、
かっちりと振り付けが決まっている公演に出れたことは良かった。
まあやっている最中は死ぬほどストレスがたまったけど。
小屋に入って舞台が開放されてちょっと自由に動いたとき、
「ああ、舞台ってこんなに広かったんだ」と思った。
決められた場所を決められた範囲でしか動かなかったから気がつかなかった。
良い悪いじゃなく、それを知れたのが良かった。
決められていようが自由だろうが大変さは結局変わらないのだ。
どちらも必要。
次は2月の輝く未来の本公演。
ちょっとだけ休めるから色々見て回ろう。
2010-09-06
振り切るように
今日は、朝から夕方まで稽古があって夜に予定がない久しぶりの日。
恵子が進む。
間違えた稽古が進む。
気がつかないうちに自分が変化しているのだろう。
以前は反応しなかった筋肉が反応してきている。
具体的に上腕三頭筋とか大胸筋とかそういうことじゃなく、
もっと頭の奥底に神経が存在しているような筋肉。
もっともっとほっていけば新しい世界がバカスカ発見できそうな筋肉があった。
筋トレとかしてたら多分一生見つけられなかっただろうと思う。
体って不思議。
体と言えば、二月にSTスポットで行われる輝く未来の本公演
振り付けを担当することになった!
わー。
僕が輝く未来の振り付けを担当しちゃって良いのか?
でもまあ自分にやれるだけのことはやって、
あんまり力入れずに
今までの自分で何ができるかを試しながら
良いものを作っていきたいとおもいます。
なんてことは思ってない。
ダンスなんかやってやんないぞ。
もっともっと遠くの誰も見たことのないような地平へ
息も絶え絶えに進んでいくんだろう。
まあダンスなんてまだまだ作れるレベルでは到底ない。
でも演劇でもない。
「身体表現」なんて糞みたいなもんでもなく。
そこにあるものをつかみ取ってえぐり出して、提示する。
謙虚に謙虚に。
もう二回ほどワークショップをやったけど、
僕はすごくうきうきしている。
まだまだ進め方も何もつたないけれど。
手を抜かずにいこう。
その前に竹生だ!フジヤマアネットだ!
とまらないぞ。
恵子が進む。
間違えた稽古が進む。
気がつかないうちに自分が変化しているのだろう。
以前は反応しなかった筋肉が反応してきている。
具体的に上腕三頭筋とか大胸筋とかそういうことじゃなく、
もっと頭の奥底に神経が存在しているような筋肉。
もっともっとほっていけば新しい世界がバカスカ発見できそうな筋肉があった。
筋トレとかしてたら多分一生見つけられなかっただろうと思う。
体って不思議。
体と言えば、二月にSTスポットで行われる輝く未来の本公演
振り付けを担当することになった!
わー。
僕が輝く未来の振り付けを担当しちゃって良いのか?
でもまあ自分にやれるだけのことはやって、
あんまり力入れずに
今までの自分で何ができるかを試しながら
良いものを作っていきたいとおもいます。
なんてことは思ってない。
ダンスなんかやってやんないぞ。
もっともっと遠くの誰も見たことのないような地平へ
息も絶え絶えに進んでいくんだろう。
まあダンスなんてまだまだ作れるレベルでは到底ない。
でも演劇でもない。
「身体表現」なんて糞みたいなもんでもなく。
そこにあるものをつかみ取ってえぐり出して、提示する。
謙虚に謙虚に。
もう二回ほどワークショップをやったけど、
僕はすごくうきうきしている。
まだまだ進め方も何もつたないけれど。
手を抜かずにいこう。
その前に竹生だ!フジヤマアネットだ!
とまらないぞ。
2010-08-26
多忙多忙
気がついてみれば一ヶ月も更新していなかった。
なぜならば死ぬほど忙しかったからだけど。
やっとひょっとこ乱舞が終わったのにまだあと三つも稽古が残っていて
休む暇が本当にない。
竹生と富士山アネットと輝く未来(ホーム)
今年は本当に身辺に色々あって
去年とは大違いだ。
えっと、ここ一ヶ月で何があったんだっけな?
携帯変えたんだ。あと彼女ができたんだ。
そんぐらいなのかな?意外とすくねえな。
でも充実してんだよ。だから良いかな。
このブログを教えてないのに結構見つけている人が増えてきていて
いや、別に隠しているわけでもないけど
見せて恥ずかしいことを書いているつもりもないけど
当初ミクシィをやめてこのブログをはじめたとき
正直にいろんなことを書こうというのが目標だった。
ミクシィだと知り合いばっかだからなかなか書きにくいことも多くて
あ、もう俺の文章つまんねえと思ってなんか枠を取りたかったから
ミクシィやめてブログにした。
でも改めて
全く知らない人がぼくの文章を知らないうちに読んでいると知ったとき
ちょっと緊張した。
揺らぎそうだけどそこはがんばろう。
毒ばっかはいているねって長谷川さん(冨士山アネットの主催さん)に言われた。
面白い文章書けないからね。
せめてね。
倉本聡の「帰国」(本当は旧字体なのに変換で出ない。とてもいいタイトルなのに)
すごい宣伝してたのにものすごくつまらなかった。
どうした倉本聡。
なんか倉本聡の漢字が間違っているような気がする。
まあ良い。
なんでこんなつまらないんだろうと思っていたら
舞台版とテレビ版で話が全然違うらしい。
変な手を加えられたんだろうか?
あ、意外と長渕剛さんの芝居がちゃんとしていた。
絶対ビートたけしよりがんばってたと思う。
あ、せっかく昼間は休みなのにやんなきゃいけないこと思い出した。
終わり。
手帳見たけど本当に稽古と予定の詰りかたが異常。
よく生きてるな。
なぜならば死ぬほど忙しかったからだけど。
やっとひょっとこ乱舞が終わったのにまだあと三つも稽古が残っていて
休む暇が本当にない。
竹生と富士山アネットと輝く未来(ホーム)
今年は本当に身辺に色々あって
去年とは大違いだ。
えっと、ここ一ヶ月で何があったんだっけな?
携帯変えたんだ。あと彼女ができたんだ。
そんぐらいなのかな?意外とすくねえな。
でも充実してんだよ。だから良いかな。
このブログを教えてないのに結構見つけている人が増えてきていて
いや、別に隠しているわけでもないけど
見せて恥ずかしいことを書いているつもりもないけど
当初ミクシィをやめてこのブログをはじめたとき
正直にいろんなことを書こうというのが目標だった。
ミクシィだと知り合いばっかだからなかなか書きにくいことも多くて
あ、もう俺の文章つまんねえと思ってなんか枠を取りたかったから
ミクシィやめてブログにした。
でも改めて
全く知らない人がぼくの文章を知らないうちに読んでいると知ったとき
ちょっと緊張した。
揺らぎそうだけどそこはがんばろう。
毒ばっかはいているねって長谷川さん(冨士山アネットの主催さん)に言われた。
面白い文章書けないからね。
せめてね。
倉本聡の「帰国」(本当は旧字体なのに変換で出ない。とてもいいタイトルなのに)
すごい宣伝してたのにものすごくつまらなかった。
どうした倉本聡。
なんか倉本聡の漢字が間違っているような気がする。
まあ良い。
なんでこんなつまらないんだろうと思っていたら
舞台版とテレビ版で話が全然違うらしい。
変な手を加えられたんだろうか?
あ、意外と長渕剛さんの芝居がちゃんとしていた。
絶対ビートたけしよりがんばってたと思う。
あ、せっかく昼間は休みなのにやんなきゃいけないこと思い出した。
終わり。
手帳見たけど本当に稽古と予定の詰りかたが異常。
よく生きてるな。
2010-07-20
ワールドダンスフェスティバル終了
ひょっとこ乱舞が終わった瞬間にあった輝く未来のイベント出演が終わった。
夏合宿の参加者を集めてのイベント。
まさにお祭りだった。
ひとまずは怪我もなく終わった。
今回は色々あって振り付けは伊藤キムさんが行った。
「もう振り付けはしない」と2007年に宣言していたが、
まだ僕らメンバーが色々と関係性もダンサーとしても定まっていなかったために
キムさんが(まあ割と一方的に)自分で振り付けをすることを決めた。
全体としてつまらないものではなかったと思う。
でも、面白いものでもなかったと思う。
キムさんが振り付けならまあ失敗はしないだろうと踏んでいた。
でも、微妙な違和感は残っていた。
本番が終わったあと
キムさんは恐ろしく疲れた顔をしていた。
舞台袖にキムさんはみんなを集めて
「みんなは凄くがんばってくれたけど、なんだろう・・・
僕はちょっと、まあ稽古中にもチラッと言ったんですけど・・ちょっとこの作品を、うーん、
どこに絞って良いのかって言うか、どこに焦点を当てれば良いのかわからなくてですね、
昔、バリバリ作品を作っているときはどんどんアイディアがでてきたんですけど、
ちょっとやっぱり、・・振り付けをしなくなって時間が空いたからか、全然思い浮かばなくてですね・・
なんか、最後までちょっと良くわからなかったです。
僕はこの作品を通じて皆さんに、ダンスをうまくなってほしいとかは全然考えてなくて
むしろ、何かひとつのことをやり遂げるためにどれだけのものをこう・・注がなければいけないか、
っていう、何か、魂のようなものを伝えたかったんですが・・・・・・・・・・うん・・・・・・・・・
全然だめでしたね。
今回僕は全然だめでした。
本当に申し訳ありませんでした」
と言って謝った。
キムさんはお詫びにもならないけどといってみんなに自分のヒストリーDVDを渡した。(絶賛発売中「glorious future?」)
その後、
車を家に置いてくるといって
僕に「もしも」の時のために打ち上げ代金を渡し
キムさんは
打ち上げに来なかった。
僕に渡したお金は15万。
はじめからきっと来る気なんかなかったのだ。
打ち上げ会場では
まあ笑い話にしてしまった。
「大学生の主催かよ!」って感じ。
でもさ、
まじめになんか話せないよ。
家に帰ってキムさんのヒストリーDVDを深夜まで見て
若いころの映像を見てさらに悲しくなった。
恐ろしいほど輝いていた
嘘だろって言うくらい
今最先端だとか言われているダンサーと同時代に存在しても
確実に蹴散らされていたであろう圧倒的なダンサーが
映像の中にいた。
決してお世辞にも器用な人間ではない
ダンスしかできないし、それで生きてきた。
頭固いし、何考えてるかわからないし、言葉足らずだし、子供っぽいし、
その男が枯れてきた才能を自覚し
それでもダンスを通して社会とつながるために何ができるかを必死に模索している。
そしてそのダンスを通して何もできなかったと言う無力感を
暗い部屋で一人でかみ締めている姿を思うと。
もうどうにもやりきれない。
それは孤独だ。
背筋が寒くなるほどの。
圧倒的な孤独だ。
とてもじゃないけどまじめになんか語れないよ。
でも同時に思ったのは、
あなたは悲しい。
だけど俺は先に行くよ。
僕はすくなくともあと一年は輝く未来にいる。
夏合宿の参加者を集めてのイベント。
まさにお祭りだった。
ひとまずは怪我もなく終わった。
今回は色々あって振り付けは伊藤キムさんが行った。
「もう振り付けはしない」と2007年に宣言していたが、
まだ僕らメンバーが色々と関係性もダンサーとしても定まっていなかったために
キムさんが(まあ割と一方的に)自分で振り付けをすることを決めた。
全体としてつまらないものではなかったと思う。
でも、面白いものでもなかったと思う。
キムさんが振り付けならまあ失敗はしないだろうと踏んでいた。
でも、微妙な違和感は残っていた。
本番が終わったあと
キムさんは恐ろしく疲れた顔をしていた。
舞台袖にキムさんはみんなを集めて
「みんなは凄くがんばってくれたけど、なんだろう・・・
僕はちょっと、まあ稽古中にもチラッと言ったんですけど・・ちょっとこの作品を、うーん、
どこに絞って良いのかって言うか、どこに焦点を当てれば良いのかわからなくてですね、
昔、バリバリ作品を作っているときはどんどんアイディアがでてきたんですけど、
ちょっとやっぱり、・・振り付けをしなくなって時間が空いたからか、全然思い浮かばなくてですね・・
なんか、最後までちょっと良くわからなかったです。
僕はこの作品を通じて皆さんに、ダンスをうまくなってほしいとかは全然考えてなくて
むしろ、何かひとつのことをやり遂げるためにどれだけのものをこう・・注がなければいけないか、
っていう、何か、魂のようなものを伝えたかったんですが・・・・・・・・・・うん・・・・・・・・・
全然だめでしたね。
今回僕は全然だめでした。
本当に申し訳ありませんでした」
と言って謝った。
キムさんはお詫びにもならないけどといってみんなに自分のヒストリーDVDを渡した。(絶賛発売中「glorious future?」)
その後、
車を家に置いてくるといって
僕に「もしも」の時のために打ち上げ代金を渡し
キムさんは
打ち上げに来なかった。
僕に渡したお金は15万。
はじめからきっと来る気なんかなかったのだ。
打ち上げ会場では
まあ笑い話にしてしまった。
「大学生の主催かよ!」って感じ。
でもさ、
まじめになんか話せないよ。
家に帰ってキムさんのヒストリーDVDを深夜まで見て
若いころの映像を見てさらに悲しくなった。
恐ろしいほど輝いていた
嘘だろって言うくらい
今最先端だとか言われているダンサーと同時代に存在しても
確実に蹴散らされていたであろう圧倒的なダンサーが
映像の中にいた。
決してお世辞にも器用な人間ではない
ダンスしかできないし、それで生きてきた。
頭固いし、何考えてるかわからないし、言葉足らずだし、子供っぽいし、
その男が枯れてきた才能を自覚し
それでもダンスを通して社会とつながるために何ができるかを必死に模索している。
そしてそのダンスを通して何もできなかったと言う無力感を
暗い部屋で一人でかみ締めている姿を思うと。
もうどうにもやりきれない。
それは孤独だ。
背筋が寒くなるほどの。
圧倒的な孤独だ。
とてもじゃないけどまじめになんか語れないよ。
でも同時に思ったのは、
あなたは悲しい。
だけど俺は先に行くよ。
僕はすくなくともあと一年は輝く未来にいる。
2010-07-05
本番終了
ひょっとこ乱舞の本番が終わった。
見に来てくれた人たちは本当にありがとうございました。
今日はぐっすり&また服を衝動買い。
また黒と白ばっか。
お芝居は久しぶりだったけど
なんか、最初は多分芝居というものを舐めていたと思う。
最後の最後まで試行錯誤の連続だった。
ものすごく勉強になった。
身体的な感覚だけを頼りにやろうとしていたけど
全然足りなかった。
台詞があって他人がいて場所があって
よく考えればわかりそうなものだけど
甘かった。
台本が来なくてずっとボディワークショップをやっていたのも逆に幸いだった。
ダンサーの本来専売特許である体のとても大切な感覚が
俳優の人たちでも十分に体現可能なのだと思った。
かなり大きな収穫。
芝居自体もなんだかとても雰囲気が良くて好きな作品だった。
大楽までのびのびとした感覚ではやれなかったけど。
それがまだまだ俳優として未熟なところ。
次はもうすぐ輝く未来の本番。
体は動く。
その先をどうするかってのがようやく見えてきた。
体を使って何をするかって言うこと。
その先。
見に来てくれた人たちは本当にありがとうございました。
今日はぐっすり&また服を衝動買い。
また黒と白ばっか。
お芝居は久しぶりだったけど
なんか、最初は多分芝居というものを舐めていたと思う。
最後の最後まで試行錯誤の連続だった。
ものすごく勉強になった。
身体的な感覚だけを頼りにやろうとしていたけど
全然足りなかった。
台詞があって他人がいて場所があって
よく考えればわかりそうなものだけど
甘かった。
台本が来なくてずっとボディワークショップをやっていたのも逆に幸いだった。
ダンサーの本来専売特許である体のとても大切な感覚が
俳優の人たちでも十分に体現可能なのだと思った。
かなり大きな収穫。
芝居自体もなんだかとても雰囲気が良くて好きな作品だった。
大楽までのびのびとした感覚ではやれなかったけど。
それがまだまだ俳優として未熟なところ。
次はもうすぐ輝く未来の本番。
体は動く。
その先をどうするかってのがようやく見えてきた。
体を使って何をするかって言うこと。
その先。
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